遠回りする姫

姫様道中

 江戸時代東海道の今切(いまぎれ=新居)の難所を避ける道路として、浜名湖の北を通る「本坂道」は、宮家、公家、西国大名の貴婦人が好んで通ったと言い伝えられています。現在ではこの道は「姫街道」と呼ばれています。
  第1回目は昭和27年4月4日・5日の両日に気賀町観光協会が観光事業として「桜まつり姫様道中」として開催されました。

 振替として今日は休み。
日曜日はどこも混んでいて出不精には引き篭もるに十分な理由だがイベントが多いので混むわけで。

浜名湖の北、気賀関所を通る東海道脇街道は、公家や武家の奥方など女性が多く通ったこと*1から姫街道と呼ばれている。
で桜の季節、この土日は細江で当時の光景を再現(なのかな?)した『姫様道中』が行われている。
気賀関所を出発して気賀の町や桜の堤を行列が歩くわけ。
氷菓』(古典部シリーズ)の『遠まわりする雛』に出てくる生き雛まつりみたいなものでしょうか。

で、せっかくなので出かけてみた。
桜は残念ながらもうピークを過ぎてしまったが(あぁ今年は夜桜も見に行けなかったなぁ)
姫様がとても綺麗でした(小並感)。




気賀関所、出発前に写真撮影。



ここを姫様道中が歩くのだ(と思う)


後姿ならボカシいらないよね?

姫様通過(笑)
撮影ポジション取で後手に回る。

途中で帰ってしまったので桜堤を進む姫様一行を観ることはできませんでしたがもし桜満開だったらさぞ素晴らしい光景だっただろうなぁ。

*1:なぜこちらのルートが使われたかというと浜名湖南側の新居関所の取り調べが厳しいとか今切の渡しが危険だとかまぁ理由は興味があればググっていただくとして