けれど見られぬあの娘の不意に感じる視線この胸独り占め
『サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモサイン会はいかが?』大崎梢
成風堂書店シリーズの3作目。長編の2作目よりも評判が良いようなのでこちらを先に。
書店の営業中におこる事件/謎を本屋限定探偵、アルバイト多絵ちゃんが解き明かしていく。多絵ちゃんもったいぶりすぎなんだよなぁ。そこが少しイラッと。
本屋に一度も来たことのなかった男の子が成風堂に現われ高い棚にある広辞苑を取り出そうとして(重くて取り落として)騒ぎを起こす『君と語る永遠』*1や、書店で出会った女の子に恋をしたバイト店員の話、『バイト金森くんの告白』なんかがよかったな。
不器用な男の子が恋に奮闘するのは健気で微笑ましいよ。
相手も憎からず思ってるのに鈍くて気づいてないとか、萌え度高しですよ。
- 作者: 大崎梢
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/03/12
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あれ?なんか俺…。
とりあえず今週末『アマガミ』4話、観てみます。
このブログの更新止まったら…、お察し下さい。