痛快

『七人の敵がいる』加納朋子

ワーキングマザーのPTA奮闘小説

育児と仕事を何とか両立してきた、ワーキングマザーの陽子。息子の小学校入学で少しはラクになるかと思いきや、PTA・学童父母会・地域子供会などに悲鳴を上げる、想像以上に大変な日々が幕を開けた……。

↑紹介文がすべてなんですが、痛快のひとこと。

子供によって生じるボランティア、持ち回りを回避しようとしてもかなわず常に最前線にたってしまう陽子さん、なまじ優秀で言いたいことをズバッと言っちゃうために周りはほとんど敵だらけに。養母、(PTAなどのボランティアに)無関心の夫、教師、ラスボスはPTA会長。

加納さん、母親になってこういう作品を書くようになったんだなぁ。
駒子、駒子シリーズの完結編を早く〜。