崩壊

「あ〜、Aさん、お頭、ここに来て座ってください。お話があります、胡坐をかくな、正座だ、正座っ!!」
目がマジだ。
「一体なんですか? コレは」
コツコツと画面を指差す。予告状から始まって一連のやりとりがある。
「ほぉ、予告状たぁ、アジな真似をする奴もいるもんだな」
「ホント、ホント、僕らも出そうか?」
ぴゅーふぃーと吹けない口笛を吹く2人。
ふざけんなっ!!」
「どういうつもりだ? あぁ!? 今までの計画がすぺてパーじゃないかっ。
 なんだよ、このコミックは? それに『マイナス・ゼロ』、
 言ったよな、俺("僕"が"俺"になっている)、なぁ、"ユキノさんより先に手に入れるつもりはない"って。言ったよな?
 それに、"今回は3点豪華主義でいく"って言ったよな、俺、言ったよな? ぜふぃぃ〜、ぜふぃぃ〜」
「まぁまぁ、あゆむさん、コレでも飲んで落ち着いてくださいよ」ヤクルトを差し出す。
「そんなもんでごまかされるかっ! あ、ヤクルトだ。こく、こく」
ジョアもあるよ、ほら、ストローは?」
「いらない、あ、ストロベリーじゃないですか。僕、ブルーベリーよりもストロベリーの方が好き、んく、んく」

えぇと、何の話でしたっけ?