『ハードカバーはこの際無視』作戦

喧々諤々。
あ「……つまりだ。ドボンを避けるためにはリスト中の本の重さがわかればいいわけだ」
ぶ「そりゃそうだけど書籍のデータベースには重さなんて載ってないよ」
あ「だがページ数は掲載されている」
頭「ほぉ?」
あ「ここにいくつかのレーベルの文庫を用意しました。新潮、ハヤカワ、徳間、文春…。」
あ「タイトルを表計算ソフトに入れて…、ページ数をその横に…」
あ「今から重さを量っていくからさらにその横に入力」
頭「ほぉ!」
あ「カバーや表紙は本の厚さではそんなに重さ変わらないと思うんだ。やっぱりページ数の影響が大きい」
あ「だから各レーベル3冊程度サンプルを取ればカバーと表紙の重さも考慮した本の重さが割り出せるんじゃないだろうか」
あ「あとはリスト中僕たちがすでに持っている本を実際に量ってみてGMさんとこのスケールと僕らのスケールの誤差をできるだけ小さくすればいいんじゃないか?」
あ「恐竜の重さだってこんな感じで割り出したんだよ。学研ひみつまんが『コロ助の科学質問箱』で読んだんだ」
ぶ「ウルトラマンの体重をこの方法で割り出すととんでもないことになると『空想科学〜』で読んだ気がする。ま、それはともかくすべての本のページ数が掲載されているわけじゃないよん」
頭「で、誰がそんな面倒なことするんだ?」

                                                                                  • -

ぶ「7点ほどかぶってるぞぉ〜っ!!」
あ「いきなり西の空に向かって叫ばないでくださいよ。どしたの?」
ぶ「いやなんとなく」