お昼に行くラーメン屋でここ2,3日、
紫堂恭子さんの『エンジェリック・ゲーム』1〜3
を読んでおりました。
父親が武器商人であることを知らなかったお嬢様ジェイミーが自分の信念に基いて父の不正を暴くことを決意する。
父親のパートナーに憧れ、恋をし結婚の約束をしながらもある事件を通じて知合い、協力して不正を調査することになったどこか影のある青年フレディにも惹かれていく、とたしか(手元に本が無いので)こんな話なんです。
ふふふん、と面白く読ませていただいて3巻まで読んだのだがまだ話が終わらない。
”ちぇっ、全巻入れろよ”と思いながら家に帰って調べてみたら打ち切りで未完なのかよっ。
おおおぃ、これからどうなるんだよぉ?
(紫堂さんのHPに事情が触れられています。続きを書く予定は全くない、とのこと。)
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そうだ、このラーメン屋さんにちょいと前まで吉田聡の短編集『バードマン・ラリー』が置いてありました。
湘爆の人だっけ?あと『トラキーヨ』描いてたよな、くらいの認識だったのですが中の一遍『ダックテール』が凄くイイ。
ちょっとヘタレな男の子が元ツッパっていたバイク乗りと一夜の冒険をするお話なんですが、妙に胸にグッときて箸が止まった。ラーメン伸びちゃったよ。
こういう一晩だけの"小さな大冒険"って大好きだ。冒険から戻った後一歩前に踏み出してみようって気持ちになれるってのがね。
(好きな女の子に「おはよう」って挨拶してみよう、ってだけの小さな一歩)
吉田聡短編集 バードマン・ラリー (少年サンデーコミックススペシャル)
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