『塩の街』文庫版
頂いてから読みかけて放置していたのですがようやく。
しかし弾みがつけば一息に、というのは相変わらず。眠い…。
人々が次々"塩化"し塩の柱と化すという謎の"塩害"。荒廃する街に暮らす少女と少し年の離れた青年(オッサンではないだろう)のお話。
可愛くて、しかし内面、芯の強い真奈が魅力的です。
しかしサバイバビリティの高い(=引き出し多い)男はそりゃモテるよなー、よし、キャンプ行こう、キャンプ。(←なんか違う)
廃墟な街での人々との出会いと別れ、ロードムービー的な前半と塩害の謎と対策の後半。
塩害の正体や対抗策にはちょっと肩透かしな感はあるけれど面白かったです。
いや、飛来物の正体や謎なんぞそんなことはどうでもよく、
『塩の街』ハードカバー版
そうです、"後日談"をニヤけながら読めればいいのですよ。
この人を"見届けたい"と思わせるキャラ(カップル)を作るのが巧いなぁと、ほとんど書き下ろし目的でDVD『図書館戦争』を購入していた私は思いましたのことよ。
惚れた女にゃ弱いってさ。
あ、今日Nスペ『女と男』第三集。