2010-05-07 あんな人は一人でいい 福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/12/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (52件) を見る倒叙もの。コロンボの女性版日本版ってところ。 トリック云々(あるいは警部補が犯人に行う引っかけ)はよくある感じ。 基本的にコロンボのようなキャラクタは少なくとも友達にはしたくない(特にそのキャラクタに慣れてないうちは)、のでこの福家ってキャラクタにも愛着が持てないまま終わっちゃった。*1 *1:しまい込んじゃってか必要なときに警察バッチがでてこない、とかとても捜査責任者に見えないダサい外見、とかそういう愛嬌っていうの?は作っているのだけれど、結局容赦ないんだよね、そうあるべきなんだけど。コロンボだと僕は『忘れられた女』で見せた温情?あたりでコロンボへの印象が変わるのだけど、登場したてのコロンボのいやらしさを感じてしまう、つまり慣れてないんだろうな、うまく言えないけど。