彼女が帯留めを解くとき

遠まわりする雛
古典部”シリーズ、4作目。短編集。
千反田と奉太郎の関係が進展(?)というか深まっていく。
体育器具庫にふたり閉じ込められる、ようなシチュエーションはイマドキ”携帯を持っていない”ことを明らかにしておかないと成立しない、当たり前か。
『手作りチョコレート事件』は僕のトラウマを刺激してほろ苦い。告白から逃げるってのは里志がいくら賢しく言い訳したって弱虫で卑怯なんだよな。まぁ青春ってこった。


さぁ、文庫で出ている分は読んじゃったぞ、単行本で出ている続刊『ふたりの距離の概算』はまだまだ図書館で予約待ちがたくさん。