『追想五断章』
古書店でバイトする主人公はある女性から死んだ父親が書いた5本の「リドルストーリー」を探して欲しいという依頼をされる。
調査を進めていくにつれその父親は20年以上前に起きた事件の容疑者であったことが浮かび上がる。
暗いなぁ、後味のあまりよろしくないリドルストーリーも相まって終始重っ苦しい感じで調査は進む。
『ボトルネック』や『犬はどこだ』系かな。
ただこういった奇妙な味系のリドルストーリーも嫌いじゃないので
紀田順一郎さんの『謎の物語』を読みたくなった。
- 作者: 紀田順一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 文庫
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