誰がための選択

16歳少年に余命告知 終末期医療 自ら選択
 名古屋大病院(名古屋市昭和区)の小児病棟で昨年末、小児がんの少年=当時(16)=に対して初の余命告知が行われた。少年はその後の治療のあり方を自ら選択。希望に沿った終末期医療が行われ、ことし三月、十七歳で永眠した。未成年のがん患者への余命告知は、全国でも数少ない。

 親の時は結局告知しないまま逝かせてしまったのですが、自分(ボクのことね)が楽になるための選択でしかなかったな、と今は思う。