雨のように…。涙のように…。

ガンスリンガーガール
第2期生(ペトラとサンドロ)編になってからあまり熱心にはチェックしていなかったのですがアニメ第2シーズンが始まるということなので、8,9巻と立て続けに読みました。

もともとこのガンスリンガーガール、かなり残酷なお話です。

イタリアの社会福祉公社は、悲惨な事件、事故で身体に障害を抱えた少女たちを集めては身体を戦闘能力の高い「義体」(生体サイボーグ)に置換え暗殺、要人護衛などに従事させている。見た目は可憐な少女たちは実は優秀な殺し屋なのだ。
彼女らは「条件付け」(洗脳)を受けて義体改造前の記憶の消去、担当官(彼女たちは特定の担当官とペアを組んで活動する。少女と担当官のペアは「フラテッロ(兄弟)と呼ばれている)への盲目的な愛情、服従を強いられている。

過度の薬物投与による「条件付け」で彼女たちは記憶障害、限られた寿命(条件付けの甘いとされる2期生が5年だから1期生はそれ以下)という枷をはめられている。
彼女たちは担当官へ抱く慕情が「条件付け」によって与えられたものであることを知りながら今日も銃を取る。

と、ごめんなさい、ちゃんとしたあらすじはどこか検索してみてください。

やっぱりトリエラが一番担当官に恵まれてるかな。
ヘンリエッタには悪いけどジョゼさんが優しいとは思えない私です。
救われない話ですがヒルシャーの決意にちょっとだけ救われた
9巻でした。
まぁ、9巻はどうしたってそういう巻ですし、アンジェリカが表紙ですしちょいと検索すればネタバレなんてありまくりですがこれまた書店でひょいひょいっと買ったものですから不意打ちでした。
もう1期生のことなんてどうでもよくなったのかな、と思っていたからさ。
だけどこれちゃんと描けるのかな。エッタ、リコ、トリエラの行く末くらいまでは描ききってほしいような、でも、あまり知りたくないような。

GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)

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