本持ってくるの忘れた

19歳の女子大生が主人公、の北村薫さんの円紫さんシリーズ『空飛ぶ馬』をちょこちょこ読み始めているが今日持ってくるの忘れた。
もう最後の一篇だから家で読もうと思って昨日鞄から出しちゃったんだっけ?

しょうがないので加納朋子さんの『ささらさや』を読もう。

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

るきさん』の高野文子さんのイラスト。


ささらさや (幻冬舎文庫)

ささらさや (幻冬舎文庫)

子供を抱いた母親って本当に美しい姿だと思うなぁ。
#これ読みかけていたときにまた嫌な事件があって滅入っていた。

赤ん坊が生まれたばかりなのに夫を事故で失ってしまったさや。
後継者に、と赤ん坊を引き取ろうとする夫の親族から逃れささら町でひっそり暮らしはじめる。


さやになにか困ったことが起きると夫はさやの周りの誰かに憑依して助けてくれるのだ。


ちょっと弱気で優しい性格のさやにハラハラしつつ。三人婆さんの掛け合いが面白い。知りたがり珠子婆さんは(実際にいたら)イラッとくるだろうけどそれを許しちゃうのがさやなんだろうな。